■ 作曲入門 - オリジナル作曲メソッド◆ 不思議な体験「ただいま」 少年は、学校から帰るとすぐさまギターを手にした。いつものように、歌本(古い!)に載っている大好きな曲を、覚えたてのコードをかき鳴らしながら歌った。数曲を歌い終えた後、フトあることに気づいた。 アレ!この曲のコードの流れは、さっきの曲といっしょだ、、、。 でも、メロディーも雰囲気も違う。同じコードの流れで出来ているとはとても信じられない。いったいこれはどういうことだろう?それよりも、こんなことってあっていいのだろうか。 次の瞬間、少年はひらめいたまったく別のメロディーを流れに乗せて歌ってみた。けっこうイケテルかもしれない。不思議な体験をした少年は想った。オモシロイ!これって、もしかして作曲? ◆ 変わらないものポップスの歴史は、ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ、1955年の大ヒット「ロック・アラウンド・ザ・クロック」という曲から始まったと一般的に言われています。50年という歳月をかけて、ポップスは成長をつづけました。さまざまなスタイルの音楽が登場し、現在進行形で進化しています。 50年の間に一番変化したものは何でしょうか。恐らくそれは、音質そのものかもしれません。レコーディング技術発達の恩恵を受け、音質は飛躍的に向上しました。50年代に録音されたアナログ・レコードと、今のCDを聴き比べればその差は明らかです。 では、50年の間に変化しなかったものはあるのでしょうか。50年も昔からずっと使いつづけているものなど、はたしてあるのでしょうか。コードの流れ、言いかえれば「コード進行」と呼ばれているものは、昔も今も変わっていません。なぜでしょう?これには、人間の感覚が深く関係していると思われます。人が心地良いと感じるハーモニーの流れは、50年たらずでは変化しなかったのではないでしょうか。今後はどうでしょう。その答えは、誰にも分かりません。 ◆ 8小節、エイト・バーさまざまな曲を分析していくと、次第に見えてくることがあります。それは、いくつかの部分が1曲を構成しているということです。イントロ、1番、2番、間奏、エンディング、大きく分けるとこうなります。さらにそれぞれを分けていくと、ある単位が見えてきます。「8小節」という単位です。 8小節は、ポップソングを作る上でたいへん重要な単位です。8小節は、ポップ・ソング・ライティングの基本ともいえます。8小節という単位が幾つか集まって部分となり、部分がいくつか集まって1曲を構成します。 ◆ メソッド概要ポップソングを数多く研究していくうちに、自然に生まれたのが「オリジナル作曲メソッド」です。 オリジナル作曲メソッドは、 1、幾つかの8小節からなるベーシック・コード進行(基本となるコード進行)を出発点とし 2、多くのバリエーションを覚え 3、コード進行の上にメロディーを乗せ 4、8小節を組み合わせて部分を作り 5、1曲に構成していく というメソッドです。 出発点となるコード進行を、ベーシック・コード進行と呼んでいます。ベース音の動き方で幾つかのパターンに分けます。循環コード、循環コードのバリエーション、音階下降型、順次進行、五度進行などがベーシック・コード進行に含まれます。 さて、メロディーについて少し触れておきましょう。メロディー作りにおいて、気をつけなければいけないことは何でしょうか。感性を大切にしてください。心の奥底深くに眠っている旋律を、耳を澄ませてよく聴いてください。メロディーを作れない人は、誰一人としていません。誰もが皆、自分自身の旋律を持っているはずです。 メロディー作りにおいても、覚えるべきテクニックは幾つかあります。しかし、気持ちが込められていないメロディーは、何も訴えかけてきません。メロディー作りの鍵は、どれだけ想いを込めてあなた自身のメロディーを紡ぐことができるかということです。 ◆ 個人レッスン、添削方式作曲は、一生つづけていくことができる夢のある創作活動です。音楽は、さまざまな場面で必要とされています。あなたの曲がたまたま採用されて、多くの人に聴かれることも夢ではありません。 曲作りを始めるににあたって、初心者、中級者、上級者であることはいっさい関係ありません。オリジナル作曲メソッドを始めて、一定期間にどれぐらいレベルが上がったかということが重要です。 長年の指導経験から得た結果、個人レッスン、添削方式による指導が最もレベルアップを期待できるベストな方法だと確信しています。 作曲にチャレンジしてみたいかたは、ぜひトライアル・レッスンを受けてみてください。桜丘町、渋谷から5分のスクールで、オリジナル作曲メソッドを受講することができます。 ひとりでも多くの人に、曲作りの楽しさを今後も伝えていきたいと思っています。逢える日を楽しみにしています。 ◆ verve-music-school |